バイク便サービスが行われるきっかけとなったのは「自転車便」がきっかけでした。
自転車便は1980年代に欧米で生まれました。一方通行や渋滞の多い都市部ではスマートに素早く配達できるシステムとして需要がありました。
ほどなくして日本にも自転車便はやってきました。東京や大阪なども海外の大都市と同様の交通状況だったため、自転車便が活用されたのです。
ところが自転車便は人力だよりですから、当然長距離には向きません。
距離が長くなれば、自動車で運ぶほうが早いのです。
それを改善するため、配達の歴史の中で新たに生まれたのがバイク便です。
バイク便は自動車よりも小回りが利き、渋滞の影響を受けづらいですし、長距離配達にも対応しています。
自転車便と自動車便の、それぞれの良いところ取りをしたものがバイク便だったのです。
その便利さゆえ、現代においてもバイク便は需要があり続けているのです。
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