暑い夏、とりわけ今年は猛暑と言われ、毎日危険を感じる高温と多湿です。
ちょっと外に出ただけで汗がどっと出て、屋外は移動すらたいへんな毎日です。
屋外での仕事やスポーツ後には、ついついたくさん冷たい水分を飲んでしまいがちです。
もちろん、こまめな水分補給は必要なのですが、では汗をかいた分の水分補給をスポーツ飲料ですべて補ってもよいのでしょうか?
ご存知かもしれませんが、清涼飲料水やスポーツドリンクには糖分が多く含まれています。
例えば、スポーツドリンクであれば500mlで3gスティック・シュガー10本分程度、炭酸ジュースになると、500mlでスティック・シュガー20本分もの糖分が含まれているものもあります。
汗をかいた場合は、水だけでなく、塩分や少しの糖分を採ることは大切ですが、
スポーツ飲料ばかり飲んでいると、その分糖分を余計に採ることになるため、毎度毎度スポーツ飲料などで水分補給をするのはおすすめできません。基本的には、水を飲むようにしましょう。
通常、炎天下でダラダラと汗をかくような運動や作業でなければ、1日に必要な塩分は食事から十分に摂取できます。
また、水分は、のどが渇く前に、少しづつ飲むことがポイントです。
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